指圧とは、親指やてのひらなどで体のある部分に圧を加える日本起源の手技療法である、とWHOは定義していますが、SHIATSUは今や世界共通語となっており、東洋医学再発見の気運が高まる欧米からも注目を浴びています。
当治療室では、日本古来の手技療法である指圧治療に最も適した畳と布団の上で指圧の施術を行っております。
道具や器具などは一切使わず、手指で触れることで患者さまの身体の状態とその変化を診ながらそれに応じて圧を加減する繊細さが必要とされます。
これは「診断即治療」という言葉で表され、私があんま・マッサージ・指圧師として、いかなる手技を行う場合においても大切にしている言葉です。
指圧治療は全身治療が基本であり、肩こりや腰痛などの局所的な運動器の治療はもちろんのこと、近年増加している自律神経失調に起因する全身症状においても治療効果が見られた症例も多く報告されています。